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【会場+オンライン】「祖国へ帰れ」はなぜ差別なのかー投稿を違法とした川崎支部の裁判が投げかけたもの

自由人権協会京都 2025年3月例会

「祖国へ帰れ」はなぜ差別なのかー投稿を違法とした川崎支部の裁判が投げかけたもの

「祖国へ帰れ」という言葉がもたらす暴力性とは何か――。2023年10月12日、横浜地裁川崎支部は、在日コリアン3世の崔江以子さんに対するネット上の投稿が違法な差別表現であると認定し、投稿者に損害賠償を命じました。ヘイトスピーチ解消法に基づき差別的表現の違法性を明確にした画期的判決です。

同志社大学の板垣竜太教授が提出された専門家意見書は、この判決を勝ち取る原動力となりました。本講演では、板垣竜太教授をお招きし、ネット上の差別投稿による「排除」がマイノリティの人々にいかなる傷を与えるのか、「帰れ」という差別言動の歴史的背景、広がり、そして世代を超えた被害実態の調査結果についてご講演いただきます。

朝鮮学校襲撃事件(2009)、ウトロ放火事件(2021)等、主要なヘイトクライム被害の舞台となり、直近では府人権条例案の問題性が議論されるこの京都の地で、共生社会の実現に向け私たち市民に何が求められるか、共に考えましょう。

日時

2025年3月25日(火)18:00~19:30 (開場17:40)

場所

京都弁護士会 地階大ホール ※定員80名
(京都市中京区富小路丸太町下ル)

※Zoomの視聴によるオンライン参加も可能です。

講師:板垣 竜太 さん(同志社大学 社会学部 教授)

◆単著として
『北に渡った言語学者:金壽卿1918-2000』 (人文書院 、2021年)
『朝鮮近代の歴史民族誌:慶北尚州の植民地経験』 (明石書店 、2008年)
◆共編著書として
『日韓 新たな始まりのための20章』(岩波書店、2007年 共編著)
『東アジアの記憶の場』(河出書房新社、2011年共編著)
『「慰安婦」問題と未来への責任:日韓「合意」に抗して』(大槻書店、2017年共編著)

「帰れ」発言に関する意見書をダウンロード

料金

無料

主催

自由人権協会京都

申込必須 <申込締切3月23日(日)正午>

オンライン参加の方へ

・お申込みいただいた方には、開催までにZoomの招待メールをお送りします。
・講演中は、できるだけカメラは「オン」にしてご参加ください。
・録音や録画はできません。

お問い合せ先

自由人権協会京都

京都市中京区富小路通丸太町下ル富友ビル3階 堀和幸法律事務所内

TEL 075-241-1092

本イベントのチラシはこちら

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