自由人権協会京都について
自由人権協会京都の性格と特色
「京都に自由人権協会を」と、1980年ころから約20名の弁護士が「準備会」の名のもとに精神衛生法等の研究会を続けてきました。
この中から1990年5月に設立準備会を設置して準備をはじめ、9月22日に創立総会を開いて発足しました。
設立の趣旨
第1は、現在日本で問題となっている外国人、子ども、障がい者等の人権は、そのいずれもが日本社会の基本的な枠組み、あるいは将来のあり方にかかわっています。
このことを鋭く自覚し人権尊重の方向を推し進めたいと考えたこと。
第2は、JCLUの党派性を排する活動原則に魅力を感じ、それに積極的な価値を求めたこと。
第3に、今や人権擁護活動は国際的視野の中で取り組む段階にあり、それにはJCLUの活動が最もふさわしいこと。
私たちは自由人権協会京都が市民による人権センターとして発展していくことをめざしています。
活動の主役はひろく市民であるべきです。
学者、医師、弁護士だけでなくどのような人も市民の立場で参加するのがふさわしいと思われます。
基本的人権の擁護のために行動しようとする人であれば誰でも入会を歓迎します。
創立時役員
- 名誉会長 佐伯 千仭
- 代表理事 川合 仁
- 代表理事 小野 誠之
- 理 事 海藤 寿夫
- 理 事 川村フク子
- 理 事 古家野泰也
- 理 事 崎間昌一郎
- 理 事 浜垣 誠司
- 理 事 河本 光平(兼事務局長)
- 監 事 奥井 滋彦
- 監 事 堀 和幸
活動について
毎年6月までに通常総会を開き、理事の選任など、重要事項を決定します。
理事は、任期2年、7名以上とし、理事会は活動計画、実施方針など全般にわたり会務を決定します。
事務局は、事務局長1名、その他若干名とし、当分の間、烏丸法律事務所におきます。
例会は、講演、小委員会の報告などを中心に開くことにします。
広く一般に公開し、自由人権協会京都の活動意義をアピールする場としても位置づけます。
小委員会は会員の日常活動の場であり、会員は小委員会に参加して活動できるものとします。
各小委員会には主査をおきます。
人権相談、救済活動、ニュース発行などについても取り組みます
活動概要
- 毎年5~6月の通常総会および記念講演会の開催
- 年数回の例会(講演会等)の開催
- 小委員会活動・・・現在休止中
- ニュースレター(「ふろむJCLU京都」)の発行
社団法人自由人権協会(JCLU)との関係
社団法人自由人権協会(JCLU)は、東京を中心とし1947年に発足しました。
その旗印は「基本的人権の擁護伸長」です。
その時代の人権問題を率先して取り上げ、多方面にアピールすることを活動の中心にすえており、とくに最近は国際人権の取り組みが目立っています。
自由人権協会京都は、JCLUの支持のもとに活動しています。
組織上は支部ではなく独立しています。
従って、自由人権協会京都に加盟してもJCLUの会員とはなりません。
支部にするかどうかは今後の検討事項です。
自由人権協会京都は、JCLUに理事を送り、両者は相互連絡を密にし、連携しあっています。
団体概要
創立 | 1990年9月22日 |
目的 | 基本的人権の擁護 |
特徴 | 党派性を排する 国際的視野で取り組む |
形態 | 任意団体(法人格なき社団) |
現役員 (2022.6.24現在) | 名誉会長 川合 仁 代表理事 中西 清一 代表理事 堀 和幸 代表理事 浜野 研三 理 事 山名 隆男 理 事 小野 誠之 理 事 坂和 優 理 事 奥井 滋彦 理 事 宮本 恵伸 理 事 関谷 滋 理 事 古家野 彰平(兼事務局長) 監 事 武田 信裕 監 事 中田 政義 |